2007年9月21日金曜日

俺と100冊の成功本

このサイトは”成功本”と呼ばれる、ビジネス書や自己啓発本を100冊読んだら本当に成功するのかということを検証するためのサイトでした。
数年前には面白い事やってるなぁって思って、週に数回はチェックしていたんですが、仕事が忙しくなってからはすっかり読んでおらず、久しぶりにチェックしてみたら、どうやら検証はもう終わっているようです。検証の結果が知りたくて、何ページか遡って読んでみたんですが、途方も無い感じがしたので途中で断念。
まぁ、初めは成功の定義も無い状態でしたから、きっと色々と学ばれたんだろうと思います。

それにしても驚くのが、読書スピード。見ている限りでは確実に一日に一冊は読破しちゃってます。
ビジネス書って結構、読むのに時間がかかりますよね?
自分は暇な時間がかなり多いんですが、それでもビジネス書なら3〜4日はかかります。

いつかはモノにしたいスピードリーディング。
その効用は計り知れないですよね。
自分の経験では同じ所を読み直さないようにすることと、眼球をスムーズに動かす事に気をつけるだけで2倍近くになるけど、スピードリーディングと一般的に世間で言われてるのは10倍とかという数字だから、ちょっと気が遠くなります。

このサイト、初めからしっかり読み直せば、スピードリーディングのコツなんかも載ってるかも?

2007年9月9日日曜日

Apologizing for iPhone price cut

最近、アップルの動きがかなり活発ですよね。

初夏に出したiPhoneを早々と大幅値下げ。そして大方の人が8GBタイプを選んだという理由による、プロダクトラインの縮小(集中)。確かにこれからもアップルが幸せ創造システムを保持し続けるには、こういった柔軟で機敏な対応(アジャストメント?)が大きな成果を生んでいくのでしょう。

だけど、残念ながら今回は、既存顧客の心情がその柔軟さ、スピードに合わせきれなかったらしい。数週間前に$600で買ったばかりのホカホカのiPhoneをまだ堪能している目の前で、そのiPhoneが$200も値引きされたら、確かに「金返せ!」的な気分になるのは分かる。ましてや、それが数日前なら尚更。

ただ周辺企業も待ってはくれない。特にスマートフォンメーカー各社はiPhoneにシェアを奪われないようにと価格、機能、デザイン等、様々なファクターで攻勢をかけている。アップルとしてはiPhone発売当時に驚かれた価格について、一日でも早くクリアにしたかったという事もあって、売れ行きの好調さから値下げに踏み切ったのでしょう。

今回の件から俺が学んだのは、1. 新規顧客を狙う際の既存顧客への配慮、2. 企業の柔軟さに於ける可能性、3. ニュースの広告能力。


1.
既存顧客はシンプルに企業と自分の関係だけを見ているのではなく、自分と他の客との関係もかなり気にしているという事。スティーブが「IT業界はラフな業界だ。誰かが最新の技術に高い金を払わなくてはならない。そして後日、その人達はその後の値下げの恩恵を受けず、より新しいものを逃さなくてはいけない。私たちはそんな世界で生きている。」というような事を言っているが、もっともだ。そういう事を考えると、今回の値下げのタイミング、値下げ幅、それ自体の決断に文句を付ける事は出来ないが、ペイバックといった形で早急にフォローしたのはすばらしい配慮だったのではないか。


2.
そのフォローの早さは、大企業のアップルとしては目を見張るものだったのではないだろうか。こんなに大きな企業がこれだけの俊敏さで大決断を出来る事を考えれば、正直、うちの会社のスピードはサボってるとしか言いようが無い・・・


3.
今回、特にアップルのターゲットになったのは、発売当時に興味を持ったが、値段の高さで購入をあきらめた人々。つまり、

・アップルが元々好きで興味はあったが値段で買えなかった人
・アップルのファンとかでは無いけど、ニュースを聞いたり読んだりする中で知識を高め、値段がネガティブポイントとなって買わなかった人

ただ、その一方でターゲットではなかったが、今回のニュースによって知識を深めた人たちがいる。この人たちの中には本来、オリジナルの値段もネガティブポイントとして捉えなかった人たちが含まれる。そういう人たちは、フェアと考えられているニュース記事で取り上げられれば、抵抗無く知識を吸収し、逆に自分からネット等でポジティブに情報を取りに行く事にもなるだろう。

ジョブズの謝罪とペイバックという、本来喜ばしくないイメージのニュースだが、アップルとしてはいい結果につながったのだろう。

2007年9月2日日曜日

Costco

前の日曜にうちのスタッフが交通事故にあったのだが、
その治療の為に眼科に行かないといけなかったので、昨日、オレが連れて行った。
でも、行った先はCostco(発音はコスコ)!
日本では、確か、コストコって言うんだったかな?
巨大な会員制スーパーみたいなもので、何でも箱ごと安売りしてる。
生鮮食品、衣料、家電、本、化粧品、薬、家具、家、車、ピザ、そして眼科!
近所のお姉さんが眼科医で、週に何回かはそのコスコで診ているらしい。
うちのスタッフの目は順調に回復しているみたいで、特に何ともなかったんだが、診療に2時間ほどかかったので、コスコを充分に堪能したよ。

入店して先ず始めに目に飛び込んでくるのが大型プラズマ&液晶テレビの在庫達。
こんなにも誰が買うんだよ!って思ってたら、結構、皆買って行くんだよね。
オレが始めに見ていただけでも、二人のおっちゃんが、それぞれでっかい箱を車に運んでたし。

それからランチ代わりに食べたホットドッグとチュロス、これが旨い!
前からコスコのピザが旨いのは知ってたけど、5種類くらいしか無いメニューの売店に行列ができるのも頷ける。

まぁ、あとはマスの力を見せつけられた感じだな。
女性用で資生堂のBio-Performanceシリーズのクリームが$56くらい。
確かかなり高かったはずと思ってネットで調べてみたら、定価¥13,000!

一昨日、うちのスタッフがバーンズ&ノーベルでバーゲンで買った本がさらに$7安くなってたり。
でも、人気の本だけ揃えてるから、新しくていい本ばかり。
オレも一冊買いました。
The 4-Hour Workweek
この著者、Timothy Ferrissってのが凄いやつ。
若干29歳にして、六カ国語を扱い、世界中に会社を持っていて、タンゴ(ダンス)のワールドレコードホルダーで、チャイニーズキックボクシングのナショナルチャンピオンで、香港の人気俳優。
どう?
気になるでしょ?

まぁ、コスコが一番アメリカらしさっていうのを理解できる場所だね。