2007年8月27日月曜日

iPhoneのロック解除

最近、アメリカのニュースで度々報道されているiPhoneのロック解除の記事、ご存知ですか?(日本でも報道されてるはず。)
夏休みのティーンがネットでハッカー達(アメリカ国内のみならず、ロシア等も)と組んでiPhoneをAT&Tでしか使えないようにしているロックの解除方法を発見し、それをブログに載せて公開している。
この解除を行うと、まだ発売されてない海外でも使用できるようになるらしい!

開発者の彼が危惧しているのは、これによる新たなビジネス。
つまりは米国でこのブログを観た人がiPhoneを買って、ロック解除したものを海外に高値で売ること。
10年程前までは価値ある情報(知財)は金を払わないと取得できないって言われていたけど、最近はネットで本当に何でも学べるようになってきた。

工業界では一部の企業は特許すら取らない企業がある。
彼らが実際に持っている技術は他の企業が見よう見まねでやっても、決してコピーできないくらい高いレベルのものを次々と開発している。
特許で守らないといけないような技術は大したものではないらしい。
特許にこだわらない事によってコストを削減できるとも話していた。
稀ではあるが、こうする事によって業界内でのアドバンテッジを長年保持している企業もある。
そのような企業にはファンが出来る。
これはブルーオーシャン(競争の無い世界)のキープの仕方の一つであろう。

知識というものの権利って本当はいかほどのものかと疑問に思う。
要はやるかやらないか、やれるかやれないかという実行の部分が大抵の場合はキーになるんじゃないかと思う。

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